練馬総合運動場近くの石神井川沿いに素敵な料亭ができました。
お寺の中で本格的な日本料理を堪能できる「泉竹」をどーんとご紹介します。
近くを歩いていてもここに料亭があることになかなか気づきません。圓照院は境内も墓地も基本的には拝観謝絶となっています。そのため今までは外からしか見ることができませんでした。
しかしこの「泉竹」ができたことで中へ入ることができるようになりました。それだけでもかなり貴重ですね。
お寺に併設されている料亭は数多くありますが、お寺そのものを利用しているところは全国に数カ所しかないそうですよ。
一歩足を踏み入れると空気がぐっと変わるような気がします。
完全予約制なので玄関ではスタッフの方がお出迎えしてくれます。靴を脱ぎ静粛な雰囲気の建物内へ。
中庭を眺めながら長い廊下を進むと、本堂が見えてきます。大きな窓からは庭に反射された柔らかな自然の光が入り、四季の移り変わりが感じられます。
手前には個室。そして奥に進むと元々書院だった部屋を食事のできる大広間として利用しています。
さらに奥へ進むと今後は茶室があり、ここから見える景色は写真を1コマを切り取ったように風情があります。
歴史のある本物のお寺だからこそ感じられる特別な空気感に時間を忘れてしまいますね。
「泉竹」では日本の伝統的”精進料理”、”会席料理”、”茶懐石料理”を提供しています。この3種類を食べられるのは日本で唯一なんだそうです。全て、出汁の取り方や道具に至るまで異なっているので、時間がかかるし、広いスペースが必要になる。だから本格的に提供するのは難しいそうですよ。
夜のコース料理は敷居が高いという方には「昼懐石」がおすすめ。
5000円と6000円の2種類をご用意。今ならドリンクがサービスで付いてきますよ。お昼はかなりのお得感あります!
そのほか、テイクアウト、仕出し、出張サービスもあるので用途や予算に合わせて相談してみてくださいね。
まだオープンして間もないですが、最近では3世代でお食事に来られる方、顔合わせや七五三、法事などいろんな用途で使っていただいているそうです。要望があればお子様用のメニューも特別に作ってくれるそうですよ。落ち着いた雰囲気の中で体に優しいお食事をいただけるのは最高の贅沢ですね。
また、このような日本伝統料理を提供する数少ないお店として海外のお客さんも多いそうですよ。ハラルも対応しています。
全て、日本の伝統的な料理法で手間暇かけて作られているので体にも優しい。
季節を感じる食材に、最高の景色を眺めながらのお食事はとても贅沢な空間で、まるで京都にショートトリップした気分になれますよ