はじめまして!
江古田に住んで4年目のフリーライターKotohaです。
江古田には進学のために引っ越したのですが、卒業後もわたしを含め誰も他の地域へ引っ越しません(笑)
そんな、一度住むと離れられなくなると噂の街では、数々の素敵なお店が軒を連ねています。
今回はその中でもひときわ多くの人に愛された、今はなき名店を懐かしんでみたいと思います。
江古田でいちばん古いキッサ店「トキ」
創業昭和33年。
あまりにも有名な古き良き喫茶店には、遠くから足を運ぶ方もちらほら。
いつも学生や近所のおじさま方を中心に賑わっていましたが、
あのほとんどのお客様よりお店のほうが年上だったのですね!
多盛りのメニューと、「今日はどうもありがとうございます」と
アイスを配ったり気を配ったりしてくれる優しいお母さんが人気を集めていました。
閉店の数日前から店には行列ができ、メニューが次々と売り切れになっていきました。
あまりの売れ行きに、最終日にはコーヒーのみでの営業となりましたが、
最後まで人が途切れることはなく、江古田の歴史に残る伝説のようなお店になりました。
閉店から数日後、店内で使われていたお皿などが店頭で無料配布されていました。
今もたくさんの人の食卓で使用されていると思うと胸が熱くなりますね…♪
(わたしも食パン皿として使っています!)
路地奥のオシャレな隠れ家「toris cafe」
通り過ぎてしまいそうになる細い路地を入った先にあった、まさに隠れ家カフェ。
小さなキッチンからでてくる料理は添え物のピクルスまで手作りで、素朴ながら、細かいところまで美味しい工夫が感じられました。
フードメニューはパスタやエスニック系など。日替わりもあり、飽きずに通ってしまいます。
落ち着いた照明の店内はつい長居してしまう気さくであたたかい雰囲気。
夜更かしにも優しいカフェバー「South Gate」
古い木の階段をちょっと気をつけてのぼった先には意外にも広い店内。
カウンター以外はすべてソファー席なので、ゆったり寛ぐことができます。
個人的にはワンプレートメニューをよくいただいていたのですが、ライスがほうじ茶で炊かれていたり、メインの他に三種類のお惣菜が添えられていたりと一人暮らしには嬉しい充実した内容でした♪
江古田のお店は閉店が早いところが多いので、お仕事終わりの社会人の方や、終電までゆっくり語り合いたい学生のあいだでは口コミで広がり、とても重宝されていました。
今年の5月に閉店してしまったので、千円で夜中に美味しい食事ができるお店、開拓中です!
こうして振り返ってみると、閉店しても心に残る素敵なお店ばかり。
続々と新店が出現する江古田から今後も目がはなせませんね!
kotoha