石神井公園のほとりの人気イタリアンが桜台にやってきた！ イル・トンシオーネ

石神井公園の老舗「レストラン・ロニオン」と言えば知ってる人が多いんじゃないでしょうか。私、好きでしたよ！

そのイタリアンが、今年4月、桜台に移転したということで話題になってましたね。

桜並木が楽しめる千川通り沿いに新店舗を構え、ゆっくり食事が楽しめる空間で再スタートです。

このお店だったら練馬区じゃなくて、もっと都心部へ行っても成功できるんじゃないかな。と、私は思いましたが。

ですが、オーナーの頓所さんは、昔から可愛がってくれているお客様や、お世話になっている農家さんとの繋がりもあるので、やはり練馬区内で続けたいと思ったそうです。

さて、オーナーの頓所さん。16歳の頃から「ロニオン」で働き、その後17歳でイタリア・フィレンツェへ。ワインの醸造学校へ通いながらレストランで修行をし、20歳で帰国。本場のワインと料理を10代でがっちり学んできたんだそうです。「ロニオン」に戻った後、2014年に敷地を引き継ぎオーナーとして「ラ・ガッツァ」を開業。そして今に至ります。

10代からイタリアに行っていたからなのか、イタリア人に見えます(笑)

ランチメニューは、3種類のコースとアラカルト

ランチコースのオススメは、前菜2品、選べるパスタ、パン、コーヒーがついている「黄色いランチセット」1600円。旬の食材を使った週替わりのパスタが選べ、こだわりの食材を使った料理は、イタリアンの要素を引き出しつつ和のテイストもプラスした、日本人好みの料理。いろいろな年代の人が食べやすいように、隠し味で和風出汁も取っているそうですよ。

また、ハレの日には、ランチでフルコースもオススメです。黄色いランチセットに魚or肉料理とドルチェの盛り合わせが加わり、贅沢なランチが楽しめます。どうせならフルコースでいただきたい！

この日のお客様はほとんどがフルコースでしたね。

レストランで提供される食材は、気仙沼の新鮮な魚介や練馬区の野菜を使用。練馬野菜はオーナー自ら収穫に訪れることも多々あり、自分の目で見て納得のいくものを提供するこだわりです。

・入口を入ってすぐにあるウォークインワインセラー。400種類以上のワインを取り揃えているので、お酒のエキスパートに自分に合う1本を選んでもらうのもステキ。レストランでは珍しくワイン、生ハム、チーズの販売もしていますよ。

・店内には気仙沼の食材を販売しており、2011年の東日本大震災以降、ボランティア活動を勢力的に行なっているそうです。店内の目立つところに置いてある募金箱。直接被災地へ持っていき届ける「支援金プロジェクト」をずっと続けており、店内には直筆のお礼の手紙が飾られています。人と人との繋がりを大切にし、桜台から発信する復興支援をエコレポも応援しています。