完全ノーチェックだった氷川台(失礼)に、最近とっても興味深いお店ができていました!
西アフリカ出身のオーナーシェフ イヴさんの小さなお店です。
席は6席とテーブル席1個だけ。
料理は、フランス料理を基本としたカジュアルな料理。専用のオーブンで焼いたロティスリーチキンなどが食べられます。
イブさんは陽気で楽しい♪そして料理に熱い!
実はこのイブさんの経歴がスゴい。
西アフリカ出身で1991年にベルギー大使館大使館のシェフとして日本に来日。その後、André Pachon、Philippe Battonやオテル・ドゥ・ミクニなど各店で働き、1997年にはパリのロティスリー専門のLeon LABROCHEにてロティスリーに関する技術をマスターしてスペシャリストとなる。そして、神楽坂と麹町にお店をオープン。とても人気のあるお店でしたが、ゆっくりしたいと、2012年にお店を閉め、ロティスリー専門のオーブンを販売する会社を経営していました。しかし、最近縁があり、ご近所である氷川台で小さなお店をまた始めることになったそうです。
お店の場所は氷川台のサミット近く、JA向かいの完全なる住宅街。せめて練馬駅付近とかにした方が…と思いましたが、イヴさん曰く、料理に自信があるし、いいお店は隠れたところにあるから!とのこと。確かに、こんなお店がこんな住宅地に?!というインパクトはあります。
さて、このお店、コスパも素晴らしい♪
ランチは、イブさんが他の仕事もあるで残念ながら金、土、日のみ。急いでる人にはビジネスランチ1000円。で本格的なロティスリーがたっぷりのったメニューが食べられます。メニューマダム(2300円)というのもあり、こちらはテリーヌから始まるコースメニュー。時間がある時は、ぜひこちらを堪能したいですね。ボリュームがあるから、食べきるの結構大変でした!
さて、このお店、月曜日と木曜日のディナータイムに完全予約制でアフリカ料理のコースが食べられます。内容はイヴさんのインスピレーションで決まるため、毎回違う&何が出てくるかわからない。アフリカ料理自体も想像つかないから、完全にわかりません。3900円と5900円の2コース。日本人はきっと食べたことがない味だそうですよ。
今回はロティスリーを食べて、それはボリューム満点で美味しかったけど、メニューを見ると、テリーヌやリゾットとかもあり、試してみたいものが色々あります。カジュアルなものが多いけど、経歴からいって、コース料理のレベルもかなり高いんだろうな。アフリカ料理も食べてみたいし。夜はバーみたいな感じで、お酒とおつまみがメーンです。夜はすっごく楽しいらしいですよ~。
アフリカ料理を語るときのイブさんがスゴい!アフリカの家庭料理のようなものではなく、芸術的なコースメニューが出てくるみたい。日本で食べられるのはここだけかもしれないです。かなり興味深い。。。
メニュービジネス(スープorサラダとロティスリーチキンorロティスリーポークから選べます。写真は、バターナッツパンプキンのスープとポークとチキンのミックスで1500円。ランチのみ)
夜に人気のメニュー
イワシのマリネ600円
バナナフリッター550円
ランチボックス700円
イブさんのいるカウンターに座っていると、なんだか日本じゃないみたいです。しかも、まさかの氷川台。自転車でこんなお店に行けるなんて贅沢な感じだわ。
もうすぐクリスマス!スペシャリストのロティスリーチキンは予約しなきゃね。テイクアウトできますよ~。
そしていつかアフリカ料理のコースを食べなくてはっ!